高校3年生、夏。
漠然と日々を過ごす受験生の誠一(せいいち)は、模試の帰り道、気づけば見知らぬ街にたどり着いていた。
日が沈むと現れる影の行列。
黒く塗りつぶされた名前の札が並ぶ神社。
たった3人の住人。
誠一は街にいた少女・仄香(ほのか)に協力してもらい帰る方法を探し始める。
そんなある日、誠一は亡くなった母の痕跡を町に見つけて──?
「ここはね。行き止まりの町なの。どこにも行けない、行き止まりの町」
現在本編は非公開中です。また改めて公開します(kindleにしようかなと……)